2020年10月16日金曜日

【0007】<雑談のこと-001>「40-80年周期論」

誰でも、日頃からいろいろなものを見聞きしている。
 それを「面白いな」と思ったときに、頭の中で付箋が貼られて
 記憶になる


-秋元康 (作詞家、プロデューサー)

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予め言いますが・・・。

受け売りです。この話は。
とは言っても、怪しげなセミナーやネット・YouTube等で
不安を煽るような広告をしている所から拾ってきた話ではないです。
金になるような話でもないし。

ずっと昔、80年代に東大生から聞きました。
いや、それは記憶違いかもしれません。
元々の出所も知りません。
そんな詳しくも聞いてないので穴だらけの説です。

ずうっと気になっていたので
ブログにあげてみました。

日本は、40年ごとに興隆と衰退を繰り返すという説があるそうで。
興隆なんて言葉、初めて聞きましたが。

下図は、その説を図式化したものです。

そもそも、具体的に何が興隆と衰退を繰り返すのか?
国力、経済力、活力、自己肯定、文化、購買欲・・・
そんなところでしょうか。


結論から言えば、
2025年に一旦「何か」が終わります

崩壊、消滅、解体・・・いずれかの状態になります。


過去に起きた「薩長同盟から大政奉還」「太平洋戦争での敗戦」レベルの
大事件が起こり、それによって終わりを迎えるようです。
その直後に何かが始まります。

終わる「何か」、始まる「何か」は具体的にわかりません。

1865~1945年は「富国強兵」の興亡だったとしたら
1945~2025年は「富国強産」の興亡ということになるでしょう。
(
「産」とは産業、工業、経済を意味します)
その場合、2025年に終わるのは「経済大国日本という自認」でしょうか。

2025年に起こる大事件とは何でしょう?
第二次朝鮮戦争、
朝鮮動乱、米中戦争、日中紛争。
基幹産業である自動車メーカーの相次ぐ倒産。
富士山噴火、関東震災、南海トラフ地震。
いっぱい候補があります。

2020年に始まった「コロナ禍」。
2025年に向けての序章なのかもしれません。
「コロナ禍」が終われば、また以前のような活況や平穏な時代が来ると
日本人の多くが希望的観測をしていますが、
もしかするともっと崩壊への流れが加速するかもしれません。
PCR検査、ワクチン接種の実施は発展途上の国々よりも遥か下のレベル。
日本人の国への信頼感は、かなり下落しました。

上図の背景、オレンジと水色は人口増加と減少を示しています。

人口は江戸時代から1970年代まで、出生率が高く増加傾向にありました。
それが戦争を招き、犯罪を招き、経済成長を招き入れた要因でもあります。
しかし、70年代のオイルショックを契機に少子化が始まり、2000年代に
入って社会的大問題となりました。2050年に人口が8000万人を切るのは
確定だそうです。
それは、この「40年ごとに興隆と衰退」に関係しているのでしょうか?

2025年を境に、2065年まで興隆時代に入るそうです。
人口減少ではありますが、団塊世代、バブル世代、団塊ジュニア世代が
次々絶えていくため社会負担が軽減されていくのかもしれません。

あるいは、現在の日本人ではなく
新しい住人たちによる国ができるのかもしれない・・・。
でも、悲観的な未来予想はたいがい外れる。
バブルがはじける直前に、竹村健一が「好景気はまだまだ続く」と
当時の講演会で話していた楽観的な未来予想が思いっきり外れたように。

流言(デマ)の類の話でしょうね。

でも、なんか面白い話です。
3~40年間もずーっと持っていたということは、自分はこの話のこと
好きなんですね。

以上。ぼんやりとした
謎の「40-80年周期論」雑談でした。

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流言は智者で止まる。

荀子中国戦国時代末の思想家・儒学者